2016/5/17 KAU ショートニュース
< 定期コンテナ船社アライアンス 3グループに再編 >
2015年末にCMA-CGMによるNOL買収や中国国有船社合併などにより始まったコンテナ定航船アライアンス再編の動きが、新たな3グループ体制で固まることとなった。
5月13日、日本郵船、商船三井、川崎汽船の邦船3社にハパックロイド、韓進海運、陽明海運を加えた6社が、新アライアンス「ザ・アライアンス」設立で基本合意したことが発表された。
2017年4月から各国規制当局の許可を得た上でサービスの開始を予定する。
これは4月のCMA-CGM、COSCO、エバーグリーン、OOCLの4社による「オーシャン・アライアンス」結成に続くもの。
これにより、コンテナ定航船のアライアンスは、マースクラインとMSCによる「2Mアライアンス」、
「オーシャン・アライアンス」「ザ・アライアンス」の3大体制となる。
海運アライアンス 複数の船社によるコンテナ船の共同運航などを行う国際カルテルの一種