【参加者(敬称略)】 松本茉美子 2年目 東京輸入通関 渡邉尚之 2年目 横浜輸入通関 伊藤里佳子 1年目 東京営業課 野中あずみ 1年目 横浜輸出通関 樋口泰全 1年目 東京輸出通関 司 会 ??年目 管理部採用担当者


司会:お忙しいところ集まって頂きありがとうございます。 今日の主旨としては採用サイトに載せるコンテンツと言うことで、1年目2年目の皆さんに、実際に入社してみてどうだったとか、そんな話をしてもらいたいんですが・・・どっから行きましょうかね。 まず、「入社して実際に仕事をして感じたこと、自分で成長したと思うことはなんですか?」 と言うテーマから始めましょうか。
【テーマ1】「入社して実際に仕事をして感じたこと、自分で成長したと思うこと」
松本:私の中で通関士を取ったことがやはり一番おおきいですね。 2年目に入ってから今まで新しく覚える仕事がほとんど無くなっていたんですが、通関士を取ってから申告と言う新たな仕事を覚えて、また新しくやっているんで、そこが今後の課題でもありますし、また新たにスタートしたという感じですね。 司会:2年目に入ったら、もう大体一通り新しいことはないくらいの感じだったんだ? 松本:うーん、もうあんまりないですね。新しいのは。 司会:ああそう?!1年目の時は覚えることがいっぱいで大変だ大変だって言ってたんだけど、もう2年目で大体。 松本:そうですね。
司会:渡邉君はどう?途中輸出から輸入に変わったりしているから、まだ・・・。 渡邉:最初輸出に配属されて、8ヶ月くらいやってたんですけれど、高橋さんの定年退職とかいろいろあって輸入に入って、そこから本格的にいろいろ見え出した気がします。 日々部署内で自分でできることをちゃんとやって、通関書類と向き合うだけの日々から、(諸費用の)支払いだったり、ちゃんとお客さんに貨物が届くまでのことに目が行くようになったのが輸入に入ってからですね。 運が良かったなってのを強く思っています。輸出を経験してから輸入に行けたのが良かったなっていう。 司会:なるほど、そうだよね。わかりましたありがとう。 後の皆さんはまだ1年目なんですけど、野中さんはそれこそずっと輸出をやってますけどどうですか? 野中:それこそ通関書類を見ているだけのあれなんですけど。 でも、この4月から2月までホントあっという間だったんですけど、最初の内は途中までやってもらった書類を途中から出来るところだけやったりしてました。 その時にこの仕事はこうするんだというメモは取ってたんですね。だから自分で勉強しようっていう気持ちはちゃんと合ったんですが、あの時気にならなかったことが、いま、いろいろ仕事が分かって来て気になることとか増えてきて、慣れて来たけど、まだまだ勉強することがたくさんあるなって実感しています。 司会:おお、なるほどぉ。ありがとうございます。
そんな中で樋口君は、なかなか大変な環境で頑張ってるんですが、どうですか? 樋口:10ヶ月やって、去年までと今年入ってからとで、山口さんの異動もあって、自分の置かれている状況がかなり違うなって感じがします。 それまで山口さんて、割りとこうどんどんやってくれる人だったんで、ある程度守られている感じがあったんですよ。難しいものは勝手にやってくれたりとか。 今だともう、自立して植村さんに指示出したりとかwまぁお願いするものは早めにお願いしたりとか、そういう風にどんどん自分でトータルに、上から俯瞰して仕事の量を見て、コントロールしていかないといけなくなってるんで、そういう意味でここ2ヶ月くらいは成長している幅が広がっている気がします。 司会: なるほど。まぁ否応なくそういう立場になっちゃったって部分はあるけど、まぁでもね、それをそういう形で成長に変えてもらえばすごくいいなと思うんですが。
伊藤さんは営業と言うことで、みんなとはすこし違う仕事をやってもらっているんだけど、どーお? 伊藤:どお? 司会:ええまぁ、まだ10カ月の中で、最初は通関の人もみんなそうだと思うんだけど、インボイスだのパッキングだのB/Lだの、なんだか全然わからないところから始まって、今何社か担当持つようになったんだよね? 伊藤:うーん、やっぱりそれこそ最初は書類の区別もつかなかったところから、今はどんどん任せてもらってる、っていうのを実感してるし、成長してるなって思うのと、あとはやっぱりまわりの営業の人がすごくいいから、いつも楽しいですし、分からないこととかどんどん聞けるんで、それが一番いいですね。雰囲気とか。
司会:なるほど。 こうやって聞くと、それぞれみんな成長実感みたいなのはあったってことですね。
【テーマ2】「入ってみて思った『この会社はこういうところ』、『変えて欲しいところ』」
司会:それじゃあ次に、みんなこの会社に入ってみて、1年近くとか2年近くとか実際に働いてみて、何か思ったこととか、ああこういう会社なんだなとか、あるいはこういうところを変えて欲しいでもいいし、もちろん誉めてくれると嬉しいんだけどw、なんかあれば一言ずつお願いしたいんですが。 一同:・・・・ 司会:出て来なければこちらから指名しますが、まず松本さん、いかがですか? 松本:結構新人に仕事を任せてもらえる会社だなって思ってて、ちゃんとしっかり教えてくれるし、これ1年目でやらせてくれるんだっていうのも結構やらせてもらえたんで。 なんか一番伸びるのって1年目だと思うんですよ。やる気もあるし・・まぁ2年目もありますけど。 一番やる気のある1年目の4月5月6月とかの、「よし、新しいことがんばろう」って時に、みっちりガッて教えてもらえるんで、それがすごい良かったと思います。 司会:なるほど。横浜の二人はなんかないですか? 渡邉:松本さんのおっしゃる通りだと思います。(全体笑) やっぱり最初の頃は、自分から率先してなんてのはなかなか専門的ことも多いし無理ですけど、ちゃんと割り当てをしっかりしてもらって、どんどん吸収できたのはみんな一緒だと思うんで、そういうところはほんといいところだなと思います。 司会:どうなんだろう、1年目からこんなに仕事を任せてもらえるんだってのは、こんなに仕事を押し付けられちゃうんだってのと表裏な気もするんだけど、そういことじゃなくてね? 渡邉:いや、残業残業でへとへとなんてことはあんまりなかったんで、もちろん疲れてはいましたけど、いろいろ新しい環境だったんで。 司会:渡邉君、最初の内とにかく疲れ果てて帰ってたってのはあったよね。 渡邉:かもしれないです。 司会:野中さんはいかがですか? 野中:そうですね。私も1年目でこんなに仕事してるってのは、他の会社で働いている子とかに驚かれたことがあったので。 司会:そうかそうか、他の会社との比較で言うと、そういうところがあるんだね。 野中:それは確かに感じますし、すごい忙しいなって自分で思う時もありますね。 でも忙しい中でただ書類をこなしていくんじゃなくて、分からないことを聞けばちゃんと教えてくれるし、自分でも勉強しようって気持ちになる環境だなと思います。 司会:あ、いいこと言ってくれた。 樋口さんはどうですか?それこそ今すごい抱えちゃって大変だけど。 樋口:なんかちょっとコメントしづらいんですが。 まぁ自分はほんと、今上にいるのがほぼ植村さんだけなので、植村さんもいつまでもいるわけではないですし、割ともう1年くらいで退職されてしまう。 そう言う予定の中で、果たして自分にどれくらいのものが振られてしまうんだろうか、っていう恐怖はあります。 司会:あ、それは藤田さん(カウンセラー)から聞いてる。それはまた別に場を設けて話すよ。 樋口:なんでまぁたくさん仕事を振ってもらえるのはいいことなんで、それはうれしいんですけど、それと不安と今五分五分くらいの気持ちですね。 司会:なるほど・・・。 伊藤さんの方は、営業なんで通関ていう専門職的なのとはちょっと違うんだけど、でもやっぱり徐々にお客さんを任せて貰ったりっていうところで・・・。 伊藤:そうですね・・・。え、今何について話してるんでしたっけ? 司会:えーとw、この1年とかこの会社でやってみて、なんか、この会社はこういうところだなぁとか思ったことみたいな。文句でもいいし、誉めてもらえば嬉しいよ、ってそういう感じの話。 伊藤:えーと、会社の採用のページ、っていってもTSUNORUとか採用サイトのページじゃなくて、会社自体のホームページってあるじゃないですか。あれをとりあえず変えて欲しい。 松本:確かに。 伊藤:すぐに(全体笑) 司会:それは採用ページだけじゃなくて全体をってこと? 伊藤:自分が学生の時に、マイナビとかで見て、次に何するかっていうと会社のホームページを見るじゃないですか。でも、私の見る今のホームページは、法人向けだし、見る限りは何年も更新されてないんだろな、って感じだったんで・・・。 司会:えーとね、コンテンツはいろいろちょくちょく更新してるのよ。ショートニュースとかも毎週くらいあげているし。で、そこへのSEO対策とかはちゃんとやってるんだけど、逆にデザインとかは後まわしにしてるんだぁ。 もうちょっと中身を変えてから、デザインとか金掛けて変えようね、って話はしてるんだけど、手が回ってないんだけど。 ただ、みんながあまりにパッと見カッコ悪いっていうんであればね、早急に変えなきゃと思うんだけど。 前はもっとI君が作った手作りで、GIFアニメの船が画面の上をずっと動いているという、すごく素朴なレベルっていう。それを多少なりとも直したんで。 伊藤:営業にいると新規のお客さんから電話がかかってきて、私がそれを取ることが多いんですけど、その人がやっぱりホームページを見て電話をかけて来てくれたって言ってて、「あれを見たのか」って私は内心思ってて。 司会:え、なに、みんなそんな感じの意見? 松本:わたしも、就活の時に一番最初にホームページを見たとき、なんかすごく昭和チックな会社だね、なんてことを話してて・・。 司会:わざとレトロな感じにしてるんだけどね・・うそうそ。 松本:パッと見、ちゃんと残業手当とか、女性の雇用がどうのこうのとか、取り入れていないっていうか、昔ながらのサービス残業とかありそうっていう雰囲気が。 司会:そうかぁ、みんなそんな感じかな? 渡邉:そうですね、松本さんの意見に乗っかってばかりな気もしますが、ここにいる全員が入社前にホームページは必ず見てるんで、その時のファーストインプレッションが良ければ、それだけでもっと人が集まってくれる可能性も・・。 司会:あれだな、じゃあ中身うんぬんよりまずはデザインを先に一新した方がいいね。わかりました。 渡邉:中身も大事だと思うんで、それも重要かなと思います。 司会:ありがとう。このテーマ、最初の主旨とちょっと変わっちゃったけど意見、参考にさせてもらいます。
司会:それじゃあ最後に、これを読んでいる学生さんや、これから入社する後輩たちへのメッセージをお願いします。
【テーマ3】「これから入社するまだ見ぬ後輩たちへのメッセージ」
松本:やる気があれば延びる会社だと思います。その人の能力がどうのこうのじゃなくて、やる気があれば一生懸命教えてくれるし、出来なかったとしても何度も何度も質問にも答えてくれる上司たちなんで。 渡邉:みんな多分通関業なんて仕事や業種を聞いたこともないって人が多くて、そこがハードルの高さになってると思うんだけど、その状態から入って、いま、ちゃんと職場で責任持って仕事出来ている、実際にここにいる人間の言葉を聞けば、そのハードルが下がると思うんでそれを伝えたいというか。 司会:ありがとうございました。二年目のお二人からはもらいましたが、一年目の皆さんからはまだちょっと出てこないかな。 では次にアドバイス的なこんなテーマで。
【テーマ4】「この仕事、会社にはこういう人が向いているのでは」
松本:貿易関係と言っても、英語をバンバン使うとかそういう仕事ではないんで、「英語を生かしたい」という志向の人はそのつもりで来るとちょっと違っちゃうかと。 あとホントに細かい仕事なんで、じっと座って細かいことやってるのは無理って人はきついかも。 司会:え?そんな感じなの?みんなもそう? 野中:でも意外と自分一人でやってる仕事ってわけじゃなくて、確かにデスクに向かってカリカリやってる時間は長いけど、周りも一緒に動いている仕事だから、先や周りを見据えて行動できたらいいんじゃないかな、と思います。 樋口:細かいことが気になる人とか、コツコツ出来る人の方が向いていると言えば確かに向いていると思うんですけど、それだけだと回らないんで。 結局通関作業だけじゃなくて、今自分はお客さんとのやり取りもちょっとやってたりとか、そういうこともあるんで、どっちも出来る人じゃないと結局あんまりいい仕事は出来ないよな、と言う感じはありますよね。 司会:伊藤さんはそういう細かい通関の仕事よりも営業で良かったって感じなんだよね。 伊藤:私はチームで動くことが好きな人が向いているんじゃないかと思います。 外国との間で貨物を動かす上で、社内だけでも営業と通関とのチームワークがいるし、それだけじゃなくて、船会社や倉庫や、ドレー業者さんや、言い出したららきりがないんですけど、いろんな業者が一つの貨物に携わっているわけだから、そういう一人でやっていくというよりは、チームワークでやっていく人が向いているんじゃないかと思います。
司会:みなさん、いろいろな意見、ありがとうございました。 4月に3名新卒の人が入ると、40人ちょっとのうち8人、つまり2割を3年目までの新入社員が占めることになるわけで、会社の雰囲気もどんどん変わっていくと思います。 これからも率直な意見を聞かせて下さいね。