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2021/12/29 KAU ショートニュース|通関業務代行

< 日通総研22年度見通し 海空輸出2年連続増 コロナの影響一巡 海上混乱は上期まで >

22年度の外貿コンテナ輸出は21年度比4.5%増で貨物量はコロナ前を上回る見通し。
建設・産業機械などは海外の設備投資需要が拡大し増勢が強まり、自動車部品も半導体不足の緩和・解消や自動車工場生産の正常化に伴い荷動きが復調する見込みだが、海上輸送の正常化が下期以降にずれ込むと伸び率は縮小する可能性がある。
外貿コンテナ輸入は2.6%増と2年連続のプラスを見込む。
個人消費が上向き、消費財の荷動きはプラス基調を維持し前年度に近い伸びが見込まれる。設備投資は下期にかけて拡大し、生産用部品や機械類の輸入は引き続き活発な荷動きとなる。

22年度の航空輸出は6.8%増。
太平洋線と欧州線は海運からのシフトが上期まで継続し、アジア線は新型コロナ感染再拡大の反動で下期にかけて増勢が拡大する。
半導体関連は高速通信規格の普及本格化とデジタル化の進展を受け好調に推移。
自動車部品は半導体不足の緩和・解消に伴い自動車工場の生産が正常化し荷動きが持ち直す。
航空輸入は4.2%増と2年連続のプラス見込み。
テレワーク関連の電気機器などの荷動きは落ち着くが、半導体等の電子部品・機械部品は設備投資の拡大し活発な荷動きが続く。
4-6月は新型コロナワクチンや治療薬の緊急輸入特需が期待できる。

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