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2023/05/29 KAU ショートニュース|通関業務代行

< 「2時間ルール」ドライバーの労働時間規制強化 >

政府は「2024年問題」を含めた物流危機に対して、ドライバーの労働時間規制を強化し、荷待ち時間と荷役時間を原則2時間以内に短縮する「2時間ルール」を打ち出しました。

また、同問題に関する関係閣僚会議で、6月上旬に政策パッケージをまとめ、ガイドラインとして公表する予定です。

経済研究所の試算によれば、輸送力不足は2024年において約4億トンに達するため、輸送力を1億トン補うには全ての荷待ち時間を14分、荷役時間を9分短縮する必要があるとされていますが、それらを実施するには、ドライバーの労働時間の把握や分析、長時間労働の抑制などが求められます。

原案には、新法が施行されれば必要になる取り組みや現行制度に規定されている事項を含め、様々な取り組みを盛り込まれ、物流管理者の選定や運転労働の抑制など、荷主が取り組むべき事項が示されており、これを遵守することにより、ドライバーの運転時間を増やし、輸送力不足を緩和、運輸業界の課題である2024年問題に対処することが期待されています。

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