2016/1/20 KAU ショートニュース
< 15年コンテナ、アジア発米国向けは過去最高/日本積みは10%減 >
2015年のアジア10か国・地域発米国向けのコンテナ貨物量がリーマン・ショック前の記録を上回り、過去最高の1477万TEUに達した事が分かりました。米国民間統計サービス、ゼポの発表によるもの。
前年比では2.6%増で、内訳は、ベトナム積み37.7%、タイ積み19.1%、シンガポール積み17.4%、インド積み17.1%と大幅な増加。
一方中国積みは通年では1.9%の増加ながら、12月が前年マイナス4.3%と減速傾向。
日本積みはマイナス10%と低迷し、アジアにおける貨物の発送地のシフトが鮮明になっています。
また、単月で見ると全体でも10月がマイナス、12月が前年同月比5%減と減少傾向となっており2016年の動きが注目されます。